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格ゲー用語「テンキー入力・前・後・引き・しゃがみ・屈」

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テンキー入力 格闘ゲームの方向入力で一番よく使われて、誤解無く伝わるのがテンキー入力を方向入力に当てる方法です。1P側(自キャラが左・敵キャラが右の状態を基本とします。) この状態で 1:左下。↙ 2:下。↓ 3:右下。↘ 4:左。← 5:ニュートラル 6:右。→ 7:左上。↖ 8:上。↑ 9:右上。↗ 使用例としては、2中P、(2ちゅうピー)というと、下方向と同時にパンチを推すことです。 ここで察しの良い方は気づくかもしれません。この方法だと、問題があります。1つは長い入力が伝えにくいので、必殺技などは技名で伝えます。 もう1つが決定的なのがキャラクターの状態が伝えられない事です。 先の例で行くと下中Pというのと、しゃがんだ状態のパンチを混同しやすいです。 そのため、方向入力は立ち状態を基本として、ジャンプするならテンキー入力を使わずジャンプ○○といいます。同様に しゃがんで出す技なら 「しゃが○○」「屈○○」と言います。 口にだすなら「しゃがみ」文字で書くなら「屈(くつ)」とするのが一般的です。 もう1つ、以前解説した「足(あし)」を使うこともありますが、これは初心者に伝わりにくいので注意が必要です。小足(シャガミ弱キック)、中足、大足 特殊な方向入力の用語 誤解されやすい用語なので出来るだけテンキーの数字で方向指示を伝える。初心者はこれになれることが重要ですが、昔ながらでより直感的な言い方も残っています。 これらは、2P側でも変わらず直感的に使えるので、便利な面もあります。その反面、一般的に使われる日本語と異なるため、格ゲー初心者は1つ1つ覚える必要があるのが不親切です。 前(まえ) 1P側の6:→ を前ということがあります 「前大パン」というと、前進方向を入力しながら、大パンチを押すことです。 後(うしろ) 1P側の4:← 入力を示します。 「後ろ中K」というと、ガード/後退方向入力しながら、中キックを推すことです。 引き(ひき) 「後」と全く同じで、4入力を指します。 格ゲーにはこのように日常生活で使う用語と違う意味、他のジャンルでは使われない独自の用語がおおいです。そのような用語に悩む格ゲー初心者に、このブログ投稿が役立ったら嬉しいです。

格ゲー用語「子亀(こがめ)」

 格闘ゲーム、おもにカプコン・ストリートファイター系でよく使われる「子亀」について、意味を解説します。なぜそういう言い方をするようになったか語源も詳しく説明します。 格ゲー用語の『子亀』の意味 子亀とは、ウメハラ信者のこと。熱狂的なウメハラのファンを指す言葉 かつて2ちゃんねるに存在した「ウメハラ総合スレ」通称「ウメスレ」でよく使われていた用語です。ウメスレは「したらば」に移行されています。 子亀の語源 梅原大吾選手が日本人初のプロゲーマーになった当時、使用していたキャラクターは リュウ プレイスタイルは、ガンガード。中足の刺し返し と 波動をメインとし、ジャンプをほぼ使わない自分からは攻めない受けのスタイル この梅原のプレイスタイルを指し、北米の大会では「タートル/Turtle(亀)」と言われた スト4 2010年4月 アメリカ ロサンゼルスで開催された Fight Club で、Mad Catz のCEO Darren Richardson氏に誘われて スポンサー契約をし、日本人初のプロゲーマーとなる。 スト4のウメハラと言えば リュウ の印象が強いが、初期はガイルの使用頻度が高かった。 スト5でガイルを使うウメハラに対し、リュウを使ってくれと懇願する厄介ファンが多くいたが、スト5以前からウメハラを追いかけている子亀たちからすると、ガイル使うことに違和感ないはず。むしろ リュウ押ししている子亀は、ミーハーっぽさ/浅さ すら感じている人もいるとか。 関連する用語 タートルズ:子亀と同義 下水:アニメ/漫画のタートルズの拠点が、地下の下水管の中にあったことから、子亀の生息場所=ウメスレを指す。 甲羅を磨く:ウメハラを信じるように促す。「甲羅をみがいとけ」 甲羅を割る・脱ぐ・捨てる:ウメハラ信者を辞めること

【格ゲー用語】ガーキャン

格闘ゲームは長い歴史があり、独自の用語が発達してます。 今回はその中の「ガーキャン」について説明します。 ガーキャンの語源 格ゲー用語の ガーキャンとは、 ガードキャンセル の省略形です。 ガードキャンセルの意味 ガードキャンセルとは、ガードの硬直時間を 必殺技や超必殺技でキャンセルことです。 格ゲーのシステムを ガードキャンセル=ガーキャンと呼びます ガードモーションのキャンセル(スマブラ) 一部のゲームでは、ガードモーションをキャンセルすることも ガーキャン と言います。 上の意味合いとは若干違います。 ガードモーションのキャンセルと書いた意味は、 スマブラは、通常の2D格ゲーの 後ろ入力のガード と異なり、 ボタンを押している間、シールドを貼るシステムです。 つまり、敵が攻撃を出していない時、攻撃が届かない時もシールドがでます。 なので、敵の硬直を受け止めたガードとは意味が違うためです。 ちなみに、スマブラ勢は、ガーキャンではなく ガモキャン という人もいます。 これは ガードモーションキャンセル の省略形です。 ガーキャンの歴史 ガードキャンセルが登場したのは1994年の格ゲーシーンです。 スト2を筆頭に盛り上がった格ゲーシーン。 プレイヤー練度が上がり、それと比例するように格闘ゲームもスピードが上がっていきました。 ただ、そこで問題点が浮き彫りに キャラ相性、キャラ差がある相手だと一方的な展開になる。 ゲームシステム上、 ダウンしたら、起き攻めから 永久にハメ ガードしても、永遠に攻撃側が有利 防御した側が切り返す手段がほぼありませんでした。 それを解決する一つの手段として登場したのが、ガーキャンです。 ヴァンパイア The Night Warriors  発売日(リリース日):1994/7/12 スピード感のあるゲーム性で今でも人気のタイトル VampireHunter (1995)、VampireSavior (1997) でも、 必殺技でのガードキャンセルが搭載されています。 格闘ゲームの漫画「ハイスコアガール」でも、詳しく描写され 発売から30年たった今でも超人気のゲーム ハイスコアガールは、格ゲーの歴史をテーマに、少年・少女時代の葛藤・恋愛を描いた漫画。...

【格ゲー用語】確認

格闘ゲームには日常生活で使う言葉でも、独自の意味のあるものがあります。 今回は「確認(かくにん)」について解説します。 どういうプレイを指すのか、強み・弱み・練習方法など。 確認 の 意味 格闘ゲームで確認というと、コンボ入力の技術を指します。 お互いの通常攻撃が届くか届かないかの距離感、差し合いの間合いで、 通常攻撃をだして、それが当たったかどうか確認し、 その後にコンボするか、しないかを判断することが 格ゲーの確認 です。 ジャンプ攻撃など、ヒット・ガードの判定が分かりやすい攻撃の場合は、確認と言いません。 確認の練習方法 トレーニングモードで ガードをランダムにするだけで練習できます。 格ゲータイトルに寄りますが、 ストリートファイターシリーズなら 中・強攻撃でコンボにつながる技の確認は 完璧にできるようになった方がいいです。 弱攻撃の場合、多くのキャラクターが2発3発連続で入るので、弱Pを2回までは入れ込んで、 2発目までに確認する練習が有効です。 確認のメリット・デメリット 確認ができると 立っている状態から出す通常攻撃のダメージが一気に跳ね上がります。 デメリットもほぼ無いです。 ただし、意識配分がそればっかりになってしまうと、 もっと重要な対空やインパクトなどが返せなくなって 確認でとれるダメージより大きいダメージを食らうので 意識配分だけ注意が必要です。 よく格ゲー初心者は、ジャンプからの最大コンボが入れられるようになることって言われますが、 確認からのコンボが出来るようになるのが中級者の卒業科目だと思います。 上級者になるとそこに読み合いが始まります。 確認で出す通常攻撃の選択肢が読み合いや相性があるので、キャラ対策が十分に必要な技術です。 【関連用語】 格ゲー用語一覧

【格ゲー用語】状況有利

格闘ゲームでよく使われる用語「状況有利」(じょうきょうゆうり)について、初心者でもわかりやすいように解説します。 対戦ゲームなので、状況有利というと相手の置かれた状況の有利不利だと思われがちですが、かなり特殊なニュアンスが含まれます。 状況有利の意味 格闘ゲームで状況有利というと、単に対戦相手との有利/不利の状況を表すわけではありません。 まず、前提にコンボ始動技を当てたところが「状況有利」の始まりです。コンボの選択しの1つが 状況有利です。対義語にはダメージ重視があります。 状況有利には、敵のHPを削る目的の最大ダメージコンボを選択せず、コンボが終わった後に有利な選択肢を取れる状況を作るという意味が含まれています。 状況有利の例) 画面端、スタン値、ゲージ、敵との距離(密着/投げ間合い/起き攻めができるかどうか) 特に、起き攻めができるかどうかが一番重要になります。1回のコンボのダメージよりも、起き攻めの択が通った場合、敵を倒しきれる場合。格ゲーにはこういうシチュエーションがとても多いです。 こういった様々な条件を加味して、ダメージ以外を取る選択が状況有利です。 【関連用語】 格ゲー用語一覧 状況確認

格ゲー用語集

新規プレイヤーのために格ゲーで良く使われる用語を説明します。 観戦勢 や 初心者の方にも分かり易いように、なるべく短く、シンプルになるように意識して作っています。 目次  ・ ア行(あ~お)  ・ カ行(か~こ)  ・ サ行(さ~そ)  ・ タ行(た~と)  ・ ナ行(な~の)  ・ ハ行(は~ほ)  ・ マ行(ま~も)  ・ ヤ行(や・ゆ・よ)  ・ ラ行(ら~ろ)  ・ ワ行(わ・を・ん) 英字の用語・略語は、読みに変換して並べています。 例)DQ → でぃーきゅー → タ行(で) 更新履歴: 2024/3/4 項目数が多く見難かったので、 目次 追加 2021/12/22 初投稿 あ・い・う・え・お アクチュレーションポイント 暴れ 安飛び 運搬 SOCD お見合い 遅らせ 遅らせグラ か・き・く・け・こ 確認 確反 重ね 固め 簡易入力、簡易コマンド グラップ グラップ狩り クロスプレイ 原人 小足(こあし、しょうあし) 小足対空 子亀 コマ投げ コマンド 根性入力 コンボ さ・し・す・せ・そ 詐欺飛び 差し替えし CS (シーエス) 軸ズレ 仕込み 持続(じぞく) シミー (shimmy) ジャスティス ジャスパ 状況確認 状況有利 初見 (初見殺し) スタン値確認 生活アッパー 正義 先行入力、仕込み入力 た・ち・つ・て・と ダイアグラム・対戦ダイアグラム 大足(だいあし) 対空、対空技 ダブルアップ 中足(ちゅうあし) 中段(ちゅうだん)、上中下段の読みあい DQ(ディーキュー) テンキー表記 鳥籠 (鳥篭、トリカゴ) な・に・ぬ・ね・の 投げキャラ 投げシケ狩り / 投げ抜け誘い 投げ抜け 投げ暴れ ニュートラル 野試合 は・ひ・ふ・へ・ほ バクステ、バックステップ 運び パナシ 離し入力 ハメ ps (ぴーえす) ピアノ押し ヒット確認 ヒットボックス ファジー (fuzzy)・ファジーガード フィジカル VC (ブイシー) 複合グラ・複合入力 不二子、ふじこちゃん ブッパ/ぶっ...

【格ゲー用語】根性入力

格闘ゲームでは独自の用語が使われることがあります。 今回 解説するのは 「根性入力」(こんじょうにゅうりょく)です。 根性入力の意味 根性入力とは、格闘ゲームの必殺技コマンド や コンボの入力を、正しくそのまま入力することを指します。 今の格闘ゲームは、必殺技が簡単に出せるように、指定されたコマンド以外にもその技を発動できる入力が存在します。 それを簡易入力というのですが、簡易入力を使わない操作を根性入力と言います。 昔の格ゲーは、ちゃんとコマンド通りに入力しないと必殺技がでませんでした。 根性入力の対義語は 簡易入力 です。 コンボの根性入力 1つの必殺技だけでなく、コンボでも使われます。 例えば、2回転レバーを回す 超必殺技があるキャラで、その技をコンボに組み込む場合です。 この場合、最近のゲームでは入力猶予が広めにあるので、1回転回した後に、コンボ途中の打撃を入力し、 打撃モーション中にもう1回転レバーを回しても、最終的に2回転技がでます。 こういう入力の工夫があっても、それを使わずに、技の順番どおりレバー入力することも 根性入力 と言います。 仕込みをしないことも根性入力と言うことがあります。 仕込みとは、けん制技が当たった場合に入力する次のコンボ技のレバー入力だけしておくことです。 立ち中Pを出して、レバーで昇竜拳→↓↘だけ入力しておき、 立ち中Pが当たったのを見たら、強Pを押すと、立ち中P・強昇竜というコンボになります。 これを、立ち中Pが当たったのを見てから、強昇竜を入力するのも根性入力です。 「見てから」という人もいます。 HITBOXの根性入力 ヒットボックス/レバーレスの場合、もう1つ意味が追加されます。 SOCD を使わない入力も根性入力と言います。 SOCDを簡単にいうと、上下同時押し、左右同時押しがニュートラルになる入力です。 SOCDについては別記事で解説しているのでそちらを読んでください。 格闘ゲーム用語「SOCD」解説 例えば、真空波動入力をするとき、↓↘→↓↘→と入力するのが根性入力です。 一般的には、HITBOXで真空波動を入力する場合、↓押したまま→で、↑を押して→入力することで、HITBOXだと難しいボタン離しを減らすことができます。 【関連用語】 格ゲ...