【格ゲー用語】根性入力

格闘ゲームでは独自の用語が使われることがあります。
今回 解説するのは 「根性入力」(こんじょうにゅうりょく)です。

根性入力の意味

根性入力とは、格闘ゲームの必殺技コマンド や コンボの入力を、正しくそのまま入力することを指します。

今の格闘ゲームは、必殺技が簡単に出せるように、指定されたコマンド以外にもその技を発動できる入力が存在します。
それを簡易入力というのですが、簡易入力を使わない操作を根性入力と言います。
昔の格ゲーは、ちゃんとコマンド通りに入力しないと必殺技がでませんでした。

根性入力の対義語は 簡易入力 です。

コンボの根性入力

1つの必殺技だけでなく、コンボでも使われます。

例えば、2回転レバーを回す 超必殺技があるキャラで、その技をコンボに組み込む場合です。

この場合、最近のゲームでは入力猶予が広めにあるので、1回転回した後に、コンボ途中の打撃を入力し、
打撃モーション中にもう1回転レバーを回しても、最終的に2回転技がでます。

こういう入力の工夫があっても、それを使わずに、技の順番どおりレバー入力することも 根性入力 と言います。

仕込みをしないことも根性入力と言うことがあります。
仕込みとは、けん制技が当たった場合に入力する次のコンボ技のレバー入力だけしておくことです。
立ち中Pを出して、レバーで昇竜拳→↓↘だけ入力しておき、
立ち中Pが当たったのを見たら、強Pを押すと、立ち中P・強昇竜というコンボになります。

これを、立ち中Pが当たったのを見てから、強昇竜を入力するのも根性入力です。
「見てから」という人もいます。

HITBOXの根性入力

ヒットボックス/レバーレスの場合、もう1つ意味が追加されます。
SOCD を使わない入力も根性入力と言います。

SOCDを簡単にいうと、上下同時押し、左右同時押しがニュートラルになる入力です。

SOCDについては別記事で解説しているのでそちらを読んでください。格闘ゲーム用語「SOCD」解説

例えば、真空波動入力をするとき、↓↘→↓↘→と入力するのが根性入力です。
一般的には、HITBOXで真空波動を入力する場合、↓押したまま→で、↑を押して→入力することで、HITBOXだと難しいボタン離しを減らすことができます。

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