【スト6用語】ジャスパ

格闘ゲーム初心者向けの用語解説。今回は、ストリートファイター6で使われる「ジャスパ」という略語について、意味と略語を詳しく解説していきます。

ジャスパの定義

ジャスパとは、Street Fighter6シリーズの共通システム「ジャストパリィ」の省略系です。
共通システムとは全キャラ使えるもの

ジャストパリィは、ドライブパリィの一種で敵の攻撃をタイミングよく受け止めると発生します。
ドライブパリィは、クラシック操作なら △+〇ホールド中、敵の打撃技・飛び道具を受け止めるシステム。モダン操作なら R1。
上下段・表裏(めくり)関係なく受け止めることができる

ドライブゲージ0.5を使って、敵の攻撃を受け止めるとゲージを回復する。
飛び道具なら0.5回復、通常打撃は1ゲージ回復、ドライブインパクトは2ゲージ回復

ジャストパリィの発動条件と効果

パリィ入力から 2F以内に攻撃を受け止めると、ジャストパリィとなる。
ドライブパリィは即時発動。

ジャストパリィが成立すると、画面がスローになり有利フレームが増える。自キャラは直ぐ動けるが、敵は硬直が増える。

ジャストパリィ後の攻撃は50%の補正がかかる。

飛び道具をジャストパリィしても、スロー演出にはならない。ただし、自キャラは直ぐ動きだせるため、近距離で飛び道具をジャストパリィすると確反が増える。

parry の英語の意味

パリ―/パリィのスペルは parry です。

parryは、攻撃をかわす。そらす。 という意味の英語の動詞です。
主に 剣やパンチに対して使われる。

ボクシングでグローブで敵のパンチを弾く技術や、
フェンシングで敵の攻撃を逸らすしたり、ブロック・受け止める技術をパリ―と言います。

パリィと書かれることも多い。
英語の発音は、パーリィに近い。

ジャストパリィを狙う場面

敵の攻撃をよんで狙うことが多いです。

ドライブインパクトなど確定で狙える場面もありますが、
見てから出すよりも、敵の打撃を読んで使う方が多いです。
例えば、敵が起き上がりに打撃重ねを狙ってくる場合、無敵技が無いキャラでも、ジャストパリ―なら読み勝ちにできます。

確定で使っても50%補正がかかるため、
差し替えしやインパクトで返した方がダメージ効率が良くなるからです。

そのため、ジャストパリィを取っても、最大コンボを狙うよりは、
投げ や 下大キックでダウン取れる技単体で、状況有利を作りましょう。

ジャストパリィのリスク

ジャストパリィは敵の打撃重ねに対する有効なカウンタープレイですが、さらにカウンターがあります。
それは 投げ です。
ジャストパリィを狙っているのがばれて(読まれて)、投げられると パニッシュカウンターとなり、大ダメージを食らいます。

CrazyRaccoon所属ストリーマー Jasper7seとは無関係

「格ゲー ジャスパ」で検索すると、最近 CRカップ Street Fighter6で ケンで出場した」じゃすぱー/Jasper」さんが検索結果と表示されますが
格ゲーのジャスパとは無関係です。

じゃすぱーさんは、「じゃす」と省略されることは有りますが、「じゃすぱ」と省略されることは有りません。

ジャスパがある他のゲームと名称

ジャスパ(ジャストパリィ)はスト6の用語ですが、似たようなシステムは他のゲームでもあります。代表的なものを上げておきます。

ストリートファイターⅢ:ブロッキング
鉄拳シリーズ:捌き/下段捌き/パリ―/受け流し
ギルティギア:ジャストガード(ジャスガ)/直前ガード
餓狼伝説・KOF:ジャストディフェンス

入力方法やシステムは違いますが、似たようなガードを敵の攻撃タイミングに合わせるシステムがあります。

他にもキャラ特融で、パリィに近い技を持つものもいます。
 ギースハワードの当身
 ザンギエフのツンドラストーム
 JPのアムネジア
こういったキャラクター特有の技にも、パリィシステムに近い性能の物があります。

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