格ゲー用語解説「様子見 (ようすみ)」
様子見の意味
格闘ゲームの様子見とは、何もしないこと を指します。もしくは、その場ガードすること です。
なんで様子見をするのか?
様子見をする目的は大きく3つです。
1、立ち回りでの様子見は分析フェーズ
お互い距離のある状態、技が届かない距離で使います。
飛び道具、遠距離攻撃、前歩きガード、ジャンプで飛び込みなどが能動的な選択肢があります。
そういった積極的な行動をとらずに、相手の癖を見つけたり、メンタル状態を見極めるために、何もしないことです。
2、相手の動きを見てから反応するための様子見
相手の行動に対して、リアクションするための距離で待つ状態です。
・飛び込んで来たら対空
・好きの大きい技を出したら差し替えし
・飛び道具なら弾抜け
こういう安定した反応を狙うことはリスクを避けて、ダメージを取れるので中級者以上が安定して勝つために行う行動です。
前歩きガードも同じような意味です。
ただし、実力差が拮抗してくると、二択を迫れる攻め側が有利になります。
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3、暴れを咎める様子見
敵が暴れで隙の大きい技を出すのを読んだ時、様子見することでその攻撃をガードしてから反撃することが出来ます。
あえてフレームに隙間がある連携を見せて、相手がその隙に無敵技を誘います。
ガードさえしてしまえば、無敵技は隙が大きいので、様子見した側はフルコンボを叩き込めます。
ジャンプ後に攻撃ださず、敵の直前に着地し、様子見することもあります。
この場合も同じ目的で、隙のある対空失敗 などを誘った様子見です。
暴れを咎めるための様子見は、成功すると大ダメージを取れる行動です。
しかし、格ゲーはターン制の読みあいの対人ゲームです。様子見することは、相手が隙のある技を出していなかった場合どうなるでしょうか?
そうです、リスクを取って行った行動、有利フレームが取れる連携や、ジャンプ攻撃をガードさせられるタイミングでの様子見です。
リスクを取って作った有利を捨てているので、相手が暴れてこなかったら、5分の立ち回りに戻ってしまいます。
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