【格ゲー用語】原人(ゲンジン)
格闘ゲームで使われる 原人・げんじんについて意味と使い方を解説します。
ネットでは解釈不一致の解説が多かったので、正しい使い方を解説します。
原人狩り(げんじんがり)なんて形でよく使われます。
原人 の意味
原人とは、新しいテクニック や 新しく追加されたシステム、バージョンアップに対応できない人のことを指す言葉です。
格闘ゲームでは特に、ナンバリングが変わった時に、旧作の手癖が抜けず、新作に対応できない人を原人と呼びます。
昔の中高生は、北京原人・ジャワ原人を社会で習ったときに、
情報が遅れている人・流行りに乗り遅れている人を、
原人と馬鹿にするのに使いました。
その名残で今でも使われています。
原人狩り の意味
原人狩りとは、新作の格ゲーに対応できない人を、鴨にすることを指します。
古いゲームで有効な技術を逆手にとり、その手癖を読んで、大ダメージを与えることを原人狩りと言います。
ネットの解説によくある「複合グラ」のことじゃないの?
Googleで検索すると、スト4(スパ4)の防御手段「複合グラップ」これを手癖にしてる人を原人と呼ぶと解説されています。
これは、最速の暴れに、グラップ(投げ抜け)を仕込むテクニックで、
スト4では必須の防御テクニックだった。
投げ抜けを安全に出すテクニックで、相手が投げていれば投げ抜け。
相手が投げ抜けを読んで、中段攻撃など発生の遅い技を出していれば、最速暴れが出る
このような両対応のテクニックが複合グラップです。
(しゃがんで出すので、しゃがグラ という人もいる)
スト4の投げは発生3F非常に強力だったのも影響して、非常に重要でした。
これに対し、スト5では、シミ―(なげしけ狩り)という選択肢が一般的になったため、
スト4時代の複合グラを起き上がりに手癖にしてる人は、シミ―でフルコンボ叩き込まれまくりました。
これが、原人狩りです。ただ、これはスト4→スト5の移行時に限った話で、
原人 や 原人狩りという言葉自体はもっと前からあったので、
複合グラ=原人、シミ―=原人狩りというのは間違いで、
あくまで原人・原人狩りの1つのパターンってだけで、原人の意味はもっと広い意味です。
スト5初期では、ダウン後に 投げ重ね と 打撃重ね の2択を迫るのが定石です。
これは相手が受け身を取れないと、重ねるのが容易になります。
更に、慣れていない人は、相手の受け身モーションが分からず、重ねられません。
こういう新しいゲームのテクニックに対応できない人も原人とよび、投げ重ね柔道だけで勝っちゃうことを原人狩りの1つです。
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