ゲーム用語「クロスプレイ」

 「クロスプレイってなに?」「クロスプレイってどういうこと?」

クロスプレイの意味

クロスプレイとは、異なるゲーム機本体で遊べるソフトを指します。特に、マルチプレイの強力や対人ゲームで、別機種でも遊べるゲームタイトルのことです。

格ゲーだと、スト5はクロスプレイが出来ることで有名ですが、他の格ゲータイトルでは実装されていません。
その理由は、機種が違うとラグに差があり、サーバーや対戦者間で同期をとるための遅延処理が難しいからです。回線の違いだけでも問題となる遅延処理です。
遅延が大きすぎると初期のスト5の様にプレイ中のストレスになります。
逆に遅延が少なすぎると満足に対戦できなくなります。(コマが飛んだり、回線の強さが勝敗に直結してしまいます)

正式名称は「クロスプラットフォームプレイ」を省略して クロスプレイ と呼ぶことが多いです。

クロスプラットフォーム (cross-platform) の語源

もともとはコンピューター用語で、Unix・Windows(PC/AT互換機)・Macintosh・Linuxなど 異なるハードウェア、オペレーションシステム(OS) 上で動かすことが出来る プログラム (ソフトウェア) のことを指します。
マルチプラットフォーム ということもあります。

それがゲーム用語として移植され、省略されて和製英語になったのが クロスプレイ です。

クロスプレイで成功した代表例

実は、クロスプレイできるゲームは多くても、実用的なレベルのゲームは少ないです。

FPSゲームだと APEX Legends が大きな成果を上げました。これまでは、FPSゲームといえば ゲーミングパソコンが主流でした。
それを、パッドに補正を載せて、キーマウとパッドの差を減らし、クロスプレイを実現した革新的なゲームです。
海外では他のFPSと同等の評価ですが、家庭用ゲーム機の普及率が非常に高い日本では大人気になっています。
対応機種:PS4、PS5、XBox、Switch、PC。PC も Originプラットフォームだけでなく Steamにも後から対応しました。

格闘ゲームでは、クロスプレイがしっかり遊べるタイトルは ストリートファイター5だけです。ただし、コロナ前は PS4が主流だったため評価されてませんでした。
それでも、他の格ゲーにはない技術なので、スト6でも同レベルのネット対戦を期待しています。

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