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【格ゲー用語】持続(じぞく)

持続の意味 格闘ゲームの攻撃は、ボタンを押してから、攻撃が発生するまでは数フレームの時間がある。 持続とは、この攻撃が発生してから、攻撃が出ている時間の事。 持続の後に硬直という隙ができる 右手のパンチ「ストレート」で言うと、 1、握った手を引く・右肩を引く動作 2、肩を前にだして、手を振って手が体の前に出す動作 ここまでが発生フレーム 3、拳が体の前にでて、パンチが当たる形、腕が伸び切るまで これが 持続フレーム 4、伸ばした手を戻して、元の構えに戻るまで これが 硬直フレーム 格ゲーの持続の重要さ 持続とは、詳細な意味では上で解説した内容だが、 格ゲーの駆け引きについて解説します。 発生5フレーム、持続5フレーム、硬直5フレームの攻撃 攻撃が発生した直後の5フレームで当てることではなく、 8・9・10フレームで当てることを持続といいます。 発生直後だと、次の行動をとるまで10フレーム待って、次のアクションになります この攻撃を当てた時の、敵のよろけモーションが10フレームだとすると、 発生直後の打撃を当てても、次のアクションの動き出しは敵と自分一緒になります。 今度は、持続5フレーム。ボタンを押してから10フレームでヒットした場合 自分の打撃モーションの硬直が5フレーム、敵のヒットよろけが10フレーム 5フレーム先に自分が動けます。 ヒット以外でも、ガードでもこれと同じことが言えます。 紛らわしいのでキャンセルの概念は抜きで解説とさせてください。 持続は、通常攻撃で使うことが多い用語だが、必殺技でも使うこともある。 投げ技で使うことはあまりありません。 投げも一応は、掴むまでの発生はあるし、吸い込み や 掴むのが有効なフレームも存在します。 しかし、投げの場合では、持続部分で当てたから状況が変わるってことは無いため、 あまり持続という言葉は使われない。 発生5フレーム、持続3フレーム、硬直17フレーム こんな感じで、投げを重ねるため、持続を意識することも一応ある。 持続に関する用語 持続はそれ単体で使うこともあります。主にフレームの有利・不利に関する駆け引きです。 それだけでなく、持続に関する格ゲー独特の言い回しもたくさんあります。 持続重ね...

【格ゲー用語】遅らせ

「遅らせ」の意味 遅らせとは、入力をワンテンポ(数フレーム)遅らせて入力することです。 相手の暴れるポイントを読んで行います。 割り込み技を、ガード や スカすタイミングを狙うテクニックです。 「遅らせ」の例 弱パンチをガードさせて、コマンド投げを当てたら勝てるシチュエーション この場合、相手は投げを読んだら、無敵技のOD昇竜拳を狙ってきます。 それに対し、自分は投げを出さない。ガードするのが本命。ただ、相手が昇竜拳を出していたらガード、何もしてなかったらコマンド投げを出す。 これが遅らせです。投げを遅らせて入力することで、暴れ昇竜はガード、それ以外の行動は投げるという対応です。 コンボではなく、セットプレイのような連携や、ガード時の切り返しで使います。 遅らせることで、相手の行動を潰す・ガードする。ただし、相手が何もしてなかったらこっちは本命の行動を入力します。

【格ゲー用語】野試合

格闘ゲームでよく使う「野試合」ってどういう意味? 普通に使われる場合 と 格ゲーで使われる場合の意味の違いについても詳しく解説します。 一般的な野試合の意味 非公式な試合 屋外・野外で行われるため「野試合(のじあい)」という 道場内で行われる練習試合ではなく、 決闘・果し合いという意味合いで使われます。 剣道・柔術といった武道家同士の真剣勝負のこと 流派の威信をかけた真剣勝負のこと 格闘ゲームの野試合の意味 対戦相手の決まっていない対人戦のこと 格闘ゲームの大会は、100人以上のトーナメントになるため、 試合間の待ち時間が2時間を超えることも普通にありえます。 そのため、格ゲーの大会会場には、自由に対戦できるスペースと機器が置かれています。 そこで行われる大会とは関係ないカジュアルな対戦を野試合と呼びます。 また、そこの席を野試合台と言います。 昔は、格ゲーのゲーセン筐体を使っていたため台と呼んでいますが、 今ではPS4/PS5/PCなどが置いてあって、自分のアケコン・パッドをつないでゲームします。 そのため、大会不参加のプレイヤーでも、アケコンを持っていって野試合台で遊ぶことも多いです。 もっと広い意味で野試合を使う時もあります。 オンライン・ネット対戦が一般的になってきた最近では、 大会や大会の練習以外の対戦をすべて野試合と言います。 ランクマッチやカジュアルマッチ、配信者が行う視聴者誰でもいいから行う対戦を野試合と言います。 大会トーナメントはオンライン対戦でも野試合とは言いませんし、 キャラが決まっているときに行うキャラ対策の練習 や スクリムのような固定メンバーでの対戦では野試合とは言いません